日焼け止め(サンスクリーン剤)の選び方と、
UVケアのコツ
日焼け止めを選ぶ時に、なにを基準にして選んでいますか?
用途、年齢、肌質、使用感など様々だと思いますが、まずは肌にトラブルを起こしにくいと思われる製品から試すことをおすすめします。サンプルがあれば、何種類か試してみるのもよいと思います。
SPFの数字やPAの「+」が多ければ、UVカットの効果も高くなりますが、肌への刺激も強くなりますので、TPOを考えて適切な日焼け止めを選びましょう。
〉ノンケミカル
紫外線吸収剤を含まない。低刺激。敏感肌・子供や赤ちゃん向き
〉SPF
Sun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略。紫外線B波(UVB)、皮膚が赤くなる原因を防ぐ力。日焼けが始まるまでの時間をどれだけ延ばすことができるかという目安。例えばSPF5では、日焼けが始まるまでに20分かかる人は、20×5=100で100分間のUVカット効果があるということになります。上限は50+。
〉PA
Protection Grade of UVA(プロテクション グレイド オブ UVA)の略。紫外線A波(UVA)、皮膚の黒化が起こる原因を防ぐ力。+(効果あり)~+++(非常に効果あり)までの3段階表示。日本での基準なので、国外で販売されている日焼け止めには表示されてないこともあります。
〉ウォータープルーフ(耐水性)
水にぬれても日焼け止め効果を持続させる力があること。
日焼け止めのぬり方
*洗顔、保湿を済ませておきます。(洗顔の仕方についてはDR.ウルのスキンケア講座 _ 001を参考にして下さい)
乾いた手に、日焼け止めを適量とり、手のひらを合わせ、全体に広げます。
両手でお顔全体を包み込むように、やさしく全体になじませます。こすらないように気を付けて、熱を計るようにゆっくりとむらなくなじませます。(お顔の上で日焼け止めをのばすことは避けましょう)顎の下、首筋、胸元が開いている服の場合は胸元にもなじませます。 手・足・体にぬる時も同様ですが、なじませにくい場合は、くるくるとやさしく円を描くようにムラなくのばしてください。 |
メイクをする方は、ここから通常通りメイクをなさって下さい。ファンデーションに日焼け止めが入っているので日焼け止めは使用しないという方もいらっしゃいますが、塗り直しがなかなかできないことや、ファンデーションの厚塗りを防ぐためにも、化粧下地のような感覚で日焼け止めを使用することをお勧めします。
メイクをしない方でも、日焼け止めをぬっただけの状態では、表面がベタついていますので、ほこりや花粉などの付着を防ぐためにも、仕上げにパウダー(お粉)を使用することをお勧めします。色がほとんどついていないルーセントパウダー(透明お粉)などは自然な仕上がりです。首筋や、胸元にも忘れずに。 |
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